鳩山内閣と小沢氏は、党名に「民主党」と掲げていることを再認識し、民主的な手続きを重視するべき

小沢一郎のおかげで80代の父がシャキっとし始めました」 - 天漢日乗
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2009/12/80-b0b7.html

この記事に転載されている掲示板の内容の真偽はともかく、高齢者にとって天皇関連の話題は非常にsensitiveな問題です。まさに踏んではいけない地雷を踏んでしまった感がある鳩山内閣と小沢氏ですが、こんなことでは参院選は相当手厳しいしっぺ返しが待っているのではないでしょうか。

特例会見問題で首相「喜びの中でお迎えすべき」 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091215/plc0912151024009-n1.htm

そこまで反中の思想を持っていない日本人でも今回の強引なやり口を見たら「喜びの中でお迎え」なんてできないと思いますし、そんなことを首相に「べき」などと命令される謂れもないと思うのですが。鳩山首相は何か大きな勘違いをしているように思えてなりません。憲法とは国民による政府に対する命令であることを思い出してほしいです。

小沢幹事長、改めて宮内庁長官を批判 「私の信念は間違っていない」 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091215/stt0912151334004-n1.htm

1ヶ月ruleがあることを知らなかったのはさておき、そうであるなら、そのruleに則して、中国側に時期をずらすことを提案すればいいのに、そこまで強引に物事を進めようとするから反発が出るのだと思いますが。それで出てきた言葉が「私の信念は間違っていない」では、国民の目にはただの独善としか映らないと思います。

世の中には一見非合理に見える様々な決まりごとがありますが、それを慎重な議論もせずに一方的に無視するというのは、民主的なやりかたとは言えないと思います。「民主党」という党名を掲げているのであれば、民主的な手続きを重視してしかるべきであるのに、今回の件はただただ残念です。