Googleの囲いこみには拒否反応しか示せない

#ChromiumOS が orz, orzer, orzest な理由 - 404 Blog Not Found
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51325262.html

弾さんが早速Chromium OSを触ってみたようですが、驚くべき事態に戦慄してしまったようです。

要するに、 Chrom(e|ium) OS のユーザーというのは、 Google に強制的に囲い込まれちゃうというわけなんです。AppleはおろかM$でさえここまではしません。Mobile Meに加入しなくとも MaciPhone も使えますし、Windows Liveに加入しなくともWindowsは使えます。どちらも熱烈に勧誘はされますがね。

しかし、 Google Account なしに Chrome OS は使えないようなのです。

サーバーがなければ完結しなくて、そしてサーバーが決めうちのOSをオープンソースと呼んでいいのでしょうか? 少なくとも、Webには依存しても google.com に依存しないという条件を満たさなければそれはオープンソースではないというのが私の実感なのですが、みなさんはどう思われますか?

これだけでGoole AccountがなければChromium OSが使えないと確定したわけではないと思いますが、その公算は大きいとは思います。

Googleによって囲いこまれることへの危惧については同感です。Cloud computingにおける熾烈な競争があるのは分かるのですが、このところのGoogleは形振り構ってなさすぎではないかと思います。本当にcomputingを愛するhackerの集団なのでしょうか? 少し独善が過ぎるんじゃないでしょうか?

それと同じ感触はGoogleのGoでもありました。一企業に属するmemberたちで作りあげた言語をその企業の外にいる自分がこれからmainで使っていこうなどと無邪気に考えることはできませんでした。I.S.はVisual Basicなど、proprietaryな言語に極力関わらないようにしてきましたが、open sourceの言語とはいえ、Goもそれらと同じように捉えています。Googleの気紛れで言語仕様を大きく変えられたり、Googleの独善的な意向によって言語自体のsupportが打ちきられたりすることなどは十分考えられます。

Google電子書籍化での強引なやり口なども見ていると、Googlecloud computing businessはちょっと信用することはできないというのが正直なところです。Web serviceにmail addressを登録するだけでspam mailが飛んでくるこの御時世、自分の企業の1番重要なbusiness情報をGoogleに全て預けてしまって本当に大丈夫なのか考えなおしたほうがいいと思います。