有料化を前もって宣言し、有料化までの猶予期間で顧客を獲得する戦略

NYタイムズが一部有料化―2011年から 「がっかり」 - 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
http://ukmedia.exblog.jp/13537686/

お金を払いたくない人は、読むなら今のうちであるー・・・と考えると、そうやって、「今しかない!」と思って読む人も結構いるだろう。読みだして、「これならお金を払ってもいいかな」と思う人もいるかもしれない。

 深読みかもしれないが、今回の発表は、内容があまりにも「未定」(本数や有料の金額自体を決めていないのでは話にならない)であり、かつ先の話である点を考えると、マーケティング戦略の一環なのだろう。後1年はタダで読めることをアピールし、読者を有料に誘導するための。

有料化までにある程度の猶予を与えて、それまでの間に興味を持つ顧客を増やし、有料serviceに誘導するというのは、marketing戦略と見れば中々のものなのかもしれません。