日本における独裁的なleaderは空気読みにおいても優秀であることが要請される

舛添前厚労相、自民に必要なのは「小沢氏超える独裁的指導者」 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091222/stt0912222333009-n1.htm

これは正論ではないかと思います。日本人はということになるのか、日本では独裁的なやりかたで物事を進めようとする人物への風当たりが強いように思います。かと言って、批判や揚げ足取りをする傍観者たちは、自分がleadershipを取って物事を成し遂げようとはしません。困ったものです。

調整型のleaderは結局物事を先送りすることしかできません。「先送りすることを決める」ということだけを決めることができます。まあ、先送りが一概に悪いことだとは言えませんが、それだけではやっていけません。

なので、どうしても独裁的なleaderが必要になってきます。独裁的と言っても、日本で本当の意味で独裁的に振る舞うことなどできません。できて「独裁的とも言える」程度です。だったら、どんどん独裁的なleaderが生まれてきたほうが日本のためになるのではないかと思います。

傍観者たちは強い主張をするわけではありませんが、自分が思う方向性というのは強く抱いています。これとleaderの方向性がずれると激しく批判し、揚げ足を取りはじめます。では、leaderはどうすればいいかというと、傍観者たちの強くは主張しない内心の思いをあの手この手で汲み取るしかないということです。つまり、空気を読むという奴です。果てしなく面倒臭いですが、これが日本の流儀です。

日本における、これから求められるleader像とは、強いleadershipと空気読みの能力、この2つを兼ね備えている人物でしょう。将来の首相になりえる政治家は恐らくそのような素質を持っているのではないかとI.S.は思います。