今後世界は2つの勢力に分かれていく、情報公開勢力と情報非公開勢力へと

ヒラリー・クリントン外交政策をインターネットへと拡大、国民に協力を求める - TechCrunch JAPAN
http://jp.techcrunch.com/archives/20100121internet-freedoms-clinton-foreign-policy/

Hillary Clinton米国国務長官は米国時間1月21の演説において、Franklin Rooseveltの4つの自由に「接続の自由」を追加したそうです。

接続の自由 ― それは、政府が人民のインターネットへ、ウェブサイト、あるいは個人間での接続を妨げてはならない、という考えだ。接続の自由は、サイバースペースにおける集会の自由のようなものである。

この言葉自体は大変素晴らしいものだと思います。

政治主導による検閲を拒否することが、米国テクノロジー企業の特徴的行動となることを願っている。

米国国務省Googleの思想を全面的に支援するつもりのようです。まあ、米国政府だって、未成年の女子学生が自分の裸体写真を知人にmailで送っただけで逮捕するなどといった行きすぎた検閲行為をしているのですから、何を況んやな気もするのですが。

恐らく世界は、米国や英国といったfair精神、情報技術、情報公開を軸にinnovationを図っていく勢力と、中国のような旧態依然の、汚職、口利き、利権、馴れあい、癒着、情報非公開から脱却できない勢力に分かれていくのでしょう。

どちらが世界をleadするのでしょうか。今のところは分かりません。米国や英国のやりかたは経済的に追い詰められて仕方なくという感もあります。最後の手段として、情報技術に賭けているのでしょう。しかし、中国などの新興国だって盤石ではありません。国内のinfrastructureを整備しきってしまったら、好景気も続かないでしょう。

そんな中で日本はどうするのでしょうか。恐らく何も指針がないのでしょう。今の日本の雰囲気からすれば、結果的には流されて後者を選んでいくのでしょうが。